ちなみに外伝でシン様が子ジャちゃんの過去を「そんなこと」と言い放ったことを根に持っています！あの場面だけならスルーできたし、シン様だからねで納得できたんだけど、あの過去をそんなこと扱いしておきながら、自分は奴隷編で心折れるんかいってことを根に持っている。メンタル弱いくせにこのォ…！という気持になるんだけど、私の心の中のジャーファルさんがシンを悪く思うなんて…とイラッとしてくるので許すしかないのだった。つまりそんなこんなで、優しいけど人の気持に寄り添って優しさを発揮できる人ではないという結論になっていますという話。

マスくんの追い詰めるな発言が、シン様すごいすごい→俺すごい、俺が責任をもって世界をどうにかせねばならない、と勝手にこじらせていくからとしか思えず、こじらせ方がとても根暗っぽい。追い詰められている自覚なさそう。そして人の意見聞かなそう。人の意見聞かないって、全てをお任せするには致命的だと思う。あと新章になってから更にこじらせていそう。以前は、ひとりに全てを任せるのは不安もあるけどシン様なら大丈夫と思える安心感あったような気がする。やはりジャーファルさんが傍にいるかどうかの違いか。十数年一緒にいた右腕に不信感抱かれてそう描写あるのって不安感煽るには効果的だった。ずっと支えてきた部下たちが傍にいないのも不安感煽る。今の状況って使い道なくなったら切り捨てられるのでは…と思わせてくれる。実際に万能アルバちゃんが来てから、ジャーファルさんとの間に距離あるし。最終的にボコされて戻ってる可能性あるよなって思っているから優しく見守る心持ちですが。同時にジャーファルさん退場の可能性も考えてはお腹痛くなりそうです。

来週はシン様のターンがあるのか、それともあっさりセレン姫様で決定なのか気になるところです。一旦武器に宿ったゼパルが、改めてシン様の武器に宿るのかどうかって疑問はありますけど。迷宮内なら問題ないってことにできそう。言い返せないままのシン様はかっこ悪いといえばかっこ悪いので頑張って欲しい。

１番の不服は子マスジャ戦に比べてぬるすぎるってことです。せめてヒナさんとミストラスたんが喰らったダメージ程度は双方喰らって欲しい訳です。というか、ここでいままでのセレン姫様の突っ込みどころをえげつなく突きまくってかわいそうなことになるのだろうと思っていたので超がっかり。ここで清算せずにどこでするんだ。ルルムさんに怒られて謝ったから良しなのですか。描写不足は想定しながら読んでいるけれど、痛いところをきちんと指摘されるかどうかで印象が大分良くなると思うので、そこはちゃんと描写して欲しい…！

久々に２巻３巻読み返したらセレン姫様とドラグルちゃんの関係が丁寧に描かれていて、なのになぜ今は…ッという気持でいっぱいになりました。竜型になって描く気がなくなったんですか。今回で描かれなかったら今後期待できないような気がして切ない。

王族であることを意識して行動する姫様ってとても好きなタイプなので好きなんだけど、初期からすると性格変わってない？とか、色々あって今の姫様になったんだろうけど描写不足しすぎてない？とか気になります。お話の展開のために都合良く性格変わってる感じ……は、奴隷編のシン様にも感じたのでそういうものと割り切った方がよさそう。あとこの辺りの話を大高先生のセレン姫様で読んだら大変なことになっていた（萌えで）（特典ペーパーの姫様超可愛かったです）

今回の１番の突っ込みどころは満場一致でゼパルですよね。王の右腕が死んで喜んでいたのはどこのジンでしたっけ？死んだと思い込まされたことにキレたのどこのジンでしたっけ？？その口で「王が孤独であってはならない」と抜かすのか。どういう性格設定になっているんだ。どんなに良いこと言っても、ゲス加減が突き抜けてて台無しだし。生意気なショタをリョナるのが趣味で、おっぱい大きいおねえさんが大好きなんだって告白してくれたらそういうものかで済ませるので告白して。ゲスならゲスジンのまま突き抜けて欲しかったので、中途半端に日和るのはいただけなかったです。

「王」の役割について語られても、話の中で実例が描かれていないのでいまいち理解しづらかったんですけど、シンドリアだなって思ったら理解できた。…血筋が関係ないね。本編外伝でも王と国民の関係性の描写が薄いので、王について語られても、なるほど！とはなりづらい。勢いはあるので、なんとなくなるほど…？くらいには思うけど。

セレン姫様の台詞を読んでいると、ちらほら本編でのシン様に影響を与えたのでは？と思えるところがあっておもしろいです。シンドリア前に国作っていたということは、セレン姫様と結婚→パルテビア復興ルートはないと考えています。結婚はわからないけど。セレン姫様の思惑通りには運ばなかったけれど、考えや思考は取り入れたって感じかなー。色んな人と出会ってすこしずつ本編のシン様になったのだと、その軌跡を読めるのは嬉しいんだけど、描写不足が惜しい。

２週分読みながら色々思っていた筈なのですが、感想書くのサボっていたら考えていたことを忘れましたし、とっ散らかり過ぎてまとまりません！と思って読み返したら、シン様がろくに反論しないまま負けてて、これは情けない状態だった。引きでシン様だったから、来週どんでん返しありそうと思っているけれど、拍子抜けのまま終了もあるのでなんとも。そしてずっと気になっているのですが、子ジャちゃんの怪我の治療はどうなっているのですか！腕の肉片飛んだんですけど！？子ジャちゃんがひどい目に合うのは大好物なんですけど、アフターフォローはしっかりして欲しいです。そして、子ジャちゃんがひどい目に合うのは興奮するんですけど、こういう試練の場合には他キャラもそこそこのダメージを負ってくれないと、子ジャちゃんはこんな目に合ったんですよ！他キャラもそこそこでいいからひどい目に合うべきでは！！という気持になる。

今気になっているのは、パルテビアの王女であるセレン姫様はパルテビアの隠密部隊であるシャムラシュについて知っていて、シャムラシュで育った暗殺者の子供たちの境遇を知っているのか、どう思うのかを知りたいです。良しとしているのかどうかは気になる。自分を駒として踏み台として使え、と言うってことは、仕方ない、で済ませちゃうのかな。シャムラシュがパルテビアの隠密部隊になったから、子ジャちゃんもパルテビア出身？子ジャちゃんはパルテビアについて思うところないのかな？とかも気になる。

セレン姫様と子ジャちゃんの姿勢というか、私のすべてを捧げるってところは全く同じでニヤニヤするんだけど、利害の一致と献身って違いは大きそう。子ジャちゃんのシン様への気持は広い意味で愛なのだなあと思います。女遊びのところが、まったくもってその通りすぎて、わかるわかるーってなった。子ジャちゃんもきっと同じことを思っているに違いない。

今回のシン様のだめなところって、現時点で手っ取り早くて楽な提案に揺らいじゃったところだよね。ここから巻き返したら嬉しいけど、セレン姫様の演説に力入れすぎてあとは雑になりそうな気もしているので、期待せずに次回更新を待つ。